1965-09-11 第49回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
七月二十五日マーシャル群島ポナペ島付近に発生した弱い熱帯性低気圧は、その後西北西に進み、三十一日には沖ノ鳥島の南西海上に達し、発達して台風十五号となり、八月一日にはフィリピン東方海上に達し、急に進路を北西に変え、発達しながら北上を始め、四日には沖繩南西海上に達し、中型の強い台風となり、向きを北北東に変えて九州に近づいたのであります。
七月二十五日マーシャル群島ポナペ島付近に発生した弱い熱帯性低気圧は、その後西北西に進み、三十一日には沖ノ鳥島の南西海上に達し、発達して台風十五号となり、八月一日にはフィリピン東方海上に達し、急に進路を北西に変え、発達しながら北上を始め、四日には沖繩南西海上に達し、中型の強い台風となり、向きを北北東に変えて九州に近づいたのであります。
御承知のように七月三十一日午後三時ごろフィリピン東方海上に発生いたしました台風十五号は、その後北上を続けまして、八月の六日午前四時ごろ、中心気圧九百五十ミリバール、中心付近の最大風速五十メートル、中心の東側二百五十キロメートル、西側百五十キロメートル以内では、二十五メートル以上の暴風という規模で熊本県牛深市付近に上陸いたしまして、その後北東に進み、山口県を経て八月六日午前十一時ごろ日本海上に抜けたのでございますが